ねことエコでシンプルな暮らし

モノが好き。収集癖あり。シンプルライフに憧れて、日々奮闘中。

もうすぐダブル無職になります、の巻。

帰国まで2カ月を切りました。すなわち、夫婦共々無職まであと2カ月。家庭の事情などありまして、少なくとも今年いっぱいは 職探しはしない予定ですが、さて。

 

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貯金っていくらあれば、安心?

100万?200万?300万?

私はいくらあっても、安心はできません。

我が家は夫婦とも30代。調べてみると、十分貯金がある方、らしい。50~60代平均ぐらいはある、らしい。まぁ、子なし共働きだったので。それでも、安心できないのはなぜか…。

 

30代の貯金額(世帯単位)は、こちらのサイトを参考にさせていただきました。

https://hokench.com/article/household/344/

 

使うために、貯めている(ハズ)。

貯金は、使ったら減っていって、最後はなくなります。当たり前なのですが。

今 私が60、70代で、まとまった貯金があれば、安心できるかもしれません。たぶんもう、大きなライフイベントもないし、逃げ切れるかなという感じでしょうか。でもまだ30代。

30代が貯金するのは、悠々自適な余生のためというより、必要なときに投資できるようにしておくためではないかと思うのです。

投資というのは、株・不動産みたいな「ザ・投資」も含め、自己啓発、子どもの教育、何かにチャレンジするための元手・生活のツナギ等。

老後の貯金のように、取り崩していくというより、意思を持って 未来に向かって 前向きに使うイメージでしょうか。

もちろん、緊急時に取り崩して使える 臨時費的なものがあることも、とても大切だと思いますが。

たまに、20代で老後のために蓄えているとか聞きます。でも、取り崩すための貯金という思考だと、たぶんいくら貯まってもずっと不安です。少なくとも、私はそうでした。

 

稼ぎ続けられるかが、不安だった。

使うために貯めた貯金を、いざ使ったら。…減ります。また貯めて→減って→貯めての繰り返し。

貯めるには、まず稼がなければならない。

この「稼ぐ」の部分が、お金に関する私の不安の正体でした。

終身雇用も年功序列もない、同一労働同一賃金 実力主義のギラギラした職場なんて怖い…。

こういう職場が現れる前に、サラリーマンでやっていく自信も実力もなくて離脱しましたが。でも、そうしてなかったら、たぶんギラギラやっていたと思います。会社に切られるか、自分がダウンするまで。

そうじゃなくても、災害とかインフレとか、不可抗力で貯金額なんて吹っ飛ばされる可能性は、いつだってあります。

だから やっぱり、貯金がたくさんあるより、長く稼ぎ続けられることが、安心だと思うのです。

 

そして、シンプルライフを目指す。

お金に関する不安の正体は、稼ぎ続けられるかどうか。YESとは言い切れないから、どこまでもいつまでも 不安はあります。

不安が消えないなら、小さくしたい。

その方法のひとつが、生活水準を下げることだと思います。これが、私がシンプルライフミニマリストを目指している理由のひとつです。

「自分の必要な分は稼げる」または「稼ぎの範囲でやっていける」とわかれば、一応は安心できる。

この自信を得るには「いくらでも稼げる」を目指すより、「小さく暮らせる」ようになる方が簡単で、自分らしいと思っています。

  

でも、お金だけでもない。

散々お金のことを書いたくせに、「お金がなくても大丈夫」が最強だと思っています。

途上国で暮らしていると、高収入だ、貯金だという感覚では到底理解できない、「お金のなさ」に出会います。

このテーマについては、また別の記事で書いていきたいと思います。

 

読んでいただき、ありがとうございました!

それでは、また。