「ニッポンのジョーシキ」は通用しない?!家族のカタチいろいろ、の巻。
「私、18人生んだ人知ってるわよ」
先日乗ったウーバーで、衝撃発言を聞いて盛り上がってしまいました。ドライバーは20代の女性。どういう流れだか子どもの話になって、彼女から冒頭の言葉が飛び出しました。
さすがに首都ではなく村ですが、それにしても多い。18って…双子でも9組、年子でも18年。思わず算数してしまう次元です。プレーボーイがあちこちの女に産ませた子の数ではなく、1人が産んだ数ですからね。
ちなみに首都だと2、3人、多くて4人だそうです。たしかに私の周りのウガンダ人もそんな感じなので、昭和世代は何となく親近感。
「日本じゃ主流は1人っ子、いて2人、3人だと多いよ」というと、たいてい「あぁ、1人っ子政策があるからでしょ」という流れになります。
まだまだ、アジア=中国。というより、この政策が強烈すぎたのか。2015年に廃止されても、なお有名です。
母が強すぎて信じられない
さて、18人に衝撃を受けて帰宅。ヒトって一体何人まで産めるものなのか、ふと気になって調べてみると…ギネス記録は69人…!
18人がかすんだ…。
ほかにも、でかい赤ちゃんから、高齢出産から、びっくり情報満載でした。
ご興味のある方は、こちらをどうぞ。
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まだまだある、途上国の家族事情。
私が協力隊時代に住んでいたのは パナマの地方都市。ホームステイ先の3兄弟、全員親の組合せが違いました。
図にするとこんな感じ。というか、言葉で説明しにくすぎる。
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でも、子どもたちもみんな仲良し。まぁ大した問題ではないか?人類みな兄弟。
途上国で、特にシングルマザーの兄弟は、お父さんがみんな違うというのはそんなに珍しくありません。土屋アンナさん的な…?
奥に進んで、パナマの村。ここでは、おじさんの方が年下=孫のあとに子どもが生まれたパターンに遭遇。
例えば、お母さんが18歳で生んだ子が、18歳で孫を産むと、お母さんは36歳。そのあとお母さんに末っ子が誕生すると、こうなります。
10代で初産はザラなので十分ありえる話ながら、少子化の国ニッポン出身の私には、ただびっくりでした。
これが一番びっくり
10代の妊娠といえば、2006年に「14歳の母」というドラマが話題になりました。
パナマの村にもいました。
【びっくり①】15歳の母。
「14歳の母」のおかげ?でやや免疫あり。村の中学をトップで卒業して、高校は奨学金がもらえると聞いていたのに、断念かぁ。
【びっくり②】父親がだれかわからない。
心当たりが2人以上いるということ…?!都会と違って全員顔見知りみたいな世界で、そんなことが?!
【びっくり③】父親は子どもの顏を見て判断する。
えーーーっっ!そんなんで良いの?!と思うけど、DNAやら血液型どころか、赤ちゃんの性別も 生まれるまで分からないのが普通。アナログにいくしかないらしい。
兄弟も親戚も周りにたくさんいるし、何とか助け合っていくんだろうなぁ。少なくとも村八分みたいな暗い雰囲気はゼロで、あっけらかんとしたものでした。たくましい。
そろそろ、その赤ちゃんも4つくらいになっているので、父親も判明しているはずです...。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。