ミニマリストが収納を持たない理由を実感した日、の巻。
どこまでも出て来る?!物・もの・モノ…!!
ウガンダに持参した分のマステ沼は早々に抜け出して、だいぶ油断しておりました。
ぼちぼち使わないモノから荷造りを始めようと、あちこち収納を開け始めたら…。出るわ出るわ…!!何というわけではないけれど、細々したモノたち。
我が家は外人用のアパートなので、とても広い。部屋も広いし、収納も多い。たったの2年で、思った以上に色々ためこんでいたようです。
収納で完全に「見えない化」されていた!
モノを増やさないためには、買わない、もらわない。たったこれだけのシンプルなことが、全然守れていませんでした…!
原因はやっぱり、充実しまくりの収納スペース。たまっている実感が全くわかないくらいの余裕。出して初めてびっくり仰天の事態となりました。
入りきらなければ捨てようと思えるのに、入ってしまうものだから、気付きもしなかったようです。
典型的なためこみ体質の両親を見ていても、実家に帰るたびに収納グッズが増えている。同時に開かずの間も増えている。結局「要らないモノ」をためこんでいるだけ。
持ち家だと自分の持ち物を見直す機会がないので、そうなるのだなというのがよくわかります。モノが好きな私も危険。
自分の適量がわかるまで、定住しないで根無し草の方が良いかもしれない…。
改めて、日本のモノの多さを思い知る。
言い訳になりますが、安心安全の都合上、途上国ではどうしても備蓄体質になってしまいます…。
理由は、
- 治安の悪化等、しばらく家を出られない万一の事態に備えるため。
- ある時に買っておかないと、いつでも手に入らないため。
ミニマリストの方のお約束で「ストックは持たない」というのがあります。だって、必要なときに買いに行っても間に合うから。
いや、日本すごい。これは普通ではないのです。日本がすごいのです。いつ行っても何でも手に入る品揃えって、後ろにどれだけの企業のストックがあって成り立っているのでしょうか(そして、それだけ廃棄も多い)。
ウガンダでは生鮮品でも工業製品でも、欲しいモノがあるかどうかは、行ってみないとわかりません。内陸国で自国の産業が少なく、100%輸入のモノとなると打つ手なしです。
一番困ったのは、ねこ砂。一時、カンパラ中のスーパーからねこ砂が消えました。見つけたら、人の分まで買占め。石油ショックのトイレットペーパーが、こんな感じだったのかしらと思いました。
いずれにせよ、「なしで済ませる」訓練にもってこいの環境だったのに…と今さら後悔。
(おまけ)海外生活の引っ越しパターン
コンテナ移動
家具・家電といった大物も一緒に移動。日本に拠点がなく、海外を転々とする家庭に多い。国内の一般的な引っ越しと同じくらい大変。
スーツケース移動
海外では、家具・家電付アパート暮らし。スーツケースや段ボールで運べるサイズのモノのみと移動。帰国の回数と人数が多いと、モノが増えやすい。ボリュームより重さが敵。
我が家はスーツケース移動で、帰国回数も人数も少ない。持って来ても消耗品がメイン。それでも、かなりのモノ持ちでした。
倉庫と化している実家の私物整理は、どれだけ大変なのでしょうか…。期限を切って、猛烈にやるしかなさそうです。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。