実は【NO BUY・LOW BUY】にもチャレンジ中!の巻。
NO BUYとLOW BUY。お聞きになったことがあるでしょうか。
文字通り、買わないこと。または、買う量を減らすこと。
ミニマリズムやゼロウェイストについて調べるうちに、知ったチャレンジのひとつです。
NO BUYチャレンジとは
食料品・日用品といった「生活の必需品以外は買わない」というチャレンジです。
要は、欲しいモノを買わない。さすがに無期限とはいかないので、自分で期限を切ります。
ビギナーには、まず1カ月くらいが適当でしょうか。ツワモノになると、年始の動画で「1年間、NO BUY生活します」と宣言するYouTuberがいたり…。翌年リバウンドしないのかしら。
そこまでの長期戦となると、貯金の目的とか、それなりの動機なしには、楽しく続けるのは難しそうですよね…。
興味深いのは、NO BUYチャレンジを発信されている方に、買い物中毒者が多いこと。
NO BUYというコンセプトはシンプルでわかりやすい。衝動買いという悪習慣を治すには、良いのかもしれません。
私のLOW BUYルール
さっそくLOW BUYといっておりますが。
NO BUYはハードルが高いので、年に1、2カ月くらいを目安に、挑戦してみようと思っています。
モノを増やさない&ゼロウェイスト生活の一環として、どんな効果が表れるのか楽しみです。
●マイルール
- チャレンジの対象は、私が欲しいモノ、私だけが使うモノのみ(主人と共有のモノ、贈り物用は除く)
- 値段・大きさに関係なく1個とカウント
- 1カ月ごとに管理・振り返り
実は買い物ルールも持っています…!さて、どれだけ守れているか。
10月(1カ月目)の結果:達成度65%
10月のひと月間、31日のうち11日、何かしら買いました。
月で管理するので、シンプルにNO BUYの日数で達成率を出してみました。
個数にすると30点ほど。結構いっています。
金額は合計20,685円。メルカリの売上金を使った買い物(買ったものリストの※マーク)を除くと、実質9,670円使いました(ということにしておきます)。
マステ買っちゃってるよ……汗
ちょっと厳しいかなと思いつつも、紅茶やチョコは私しか消費しないので、カウント対象としました。ちなみに、主人も飲むコーヒーは、食費扱いです。
常夏生活が長くて数がなかったので、久しぶりに買った冬服。欲しいというより、必要なモノ寄りですが。いや~…思うところ色々あり!
別の記事に、書きたいと思います。
●10月に買ったもの
- イヤホン(Audibleで聞く読書を始めたので)1,045
- マステ10本 1,300※
- ポストカード5枚 1,045
- マステ5本 1,400※
- 切手 600
- 引出し 1,000
- 冬服2着 5,980
- 住所スタンプ 1,500※
- 紅茶(105パック) 3,555※
- チョコ(アウトレット品500g) 960※
- 冬パンツ2本 2,300※
目標は90%。完璧を目指さずに長く続けたい。
欲しいモノが何でも買えるのがしあわせとは思わないけど、なーんにも買えないというのもちょっとさみしい。
というわけで、NO BUYは前述のように期間限定でチャレンジするとして、普段はLOW BUY。目標は90%。
1カ月(30日)のうち、3日くらいは欲しいモノを買ってOKというイメージです。チョコを絶つのは、とてもムリなので…。
買い物ルールやLOW BUYチャレンジ等、制約といえば制約ですが、自分で決めたルールと目標なら、意外と楽しい。
宣言すると、モチベーションも維持しやすい。
そして仲間ができると、もっとうれしいのですが。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
【ねこ連れ賃貸生活】古い物件はかなり良い!の巻。
「ボロい新居」に引っ越しました。
駐妻生活を終え帰国→2カ月ほど実家で居候→やっと引っ越しが落ち着きました。
あれこれ揃えたり収めたりに、2週間近く…(後述の掃除やメンテも含めてですが)。またしても、荷物の多さを痛感。
絶対条件は「ねこOK」
不動産屋さんによると、ペット可物件のうち、ねこOKは3割ほどだそう。ねこブームじゃないのかよ~!
さらに、イマドキの主流はワンルームで、2人入居可が少ない…。
ここに、家賃、利便性、日当たり等を含めると、ヒットする物件自体が1桁に…
その中で巡り合ったのが、今住んでいる借家。
築70年以上。2階建てで四畳半が4部屋(洋室2・和室2)。風呂トイレ別。階段が暗くて狭くてすごく急。ヒトにはツライ。
でも、ねこにはぴったり。上下運動できる場所になって、飼い主としてはうれしいポイントです。
結論:夫婦2人とねこ1匹には十分な物件です。
古い物件の【メリット】
家賃が安い
家賃を下げる方法はシンプル。以下3つのどれをあきらめるか。
- 立地(駅チカ・利便性・治安等)
- 部屋の広さ
- 物件の新しさ
我が家は③にこだわりがないので、以前も築55年の物件に住んでいました。
まさか次住む場所がそれを上回るとは、思っていませんでしたが。
気を遣わない
賃貸で気がかりなのが原状回復義務。新築や築浅って、ちょっと緊張しそうです。
古い物件なら何してもOKというわけではないけれど、入居時から経年劣化や使い込んだ痕があるので、かなり気楽です。
築70年オーバーの我が家は、家じゅう傷も穴も盛りだくさん。前の借主さんもねこ飼いだったそうで、結構あちこちボロボロでした。
爪とぎ対策にと、和室には畳マット、柱には麻ひもを巻きましたが、意外と畳や壁ではしませんでした。
古いモノがよく合う
昭和レトロ、お好きな方いませんか。
主人も私も、フリマやリサイクルショップで古いモノを発掘するのが好きです。今回の引っ越しでも、だいぶお世話になりました。
新調した(ド中古ですが)食器棚と文机が、とってもマッチ!大きいものが部屋の雰囲気を決めるので、お気に入りが見つかって良かったです。
ぴかぴかの冷蔵庫が浮いていますが…やむなし!
古い物件の【デメリット】
入居時の掃除・メンテナンスが大変
空き家期間が長かったのか、埃に粘度があり(キッチン汚れのようなかんじ)頑固で、天井から床までの大掃除となりました。
かなり大変だったので、この状態を維持したくて、こまめな掃除を心掛けています。
建てつけの悪いところ、前のねこちゃんの爪とぎ痕等、主人がやすりをかけまくってスムーズにしました。ちょっとしたパーツの交換や工具使いは、男手のありがたさを実感。
家電の規格が限られる
ファミリーサイズのものが入らない。まず玄関を通らない。
特に、洗濯機。蛇口の高さが足りないので、ドラム式はほぼムリ。4.5kgでぴったりというかギリギリというか…。
2人分を毎日回すので特に不便はありませんが、家電を選びたい人には残念かも。
冷蔵庫は、意外にも容量に関わらずスリムな子が多く、選び放題でした。
冬場のすき間風…
11月。すでに戦いが始まっている…。昔の家は気密性が低いため、どこからともなく冷たい風が。
冷え性とねこにはツライ季節の始まりですが、寄り添って乗り切るしかありません。
ちゃんと閉めても…
これから【工夫】したいこと
「ねこ空間」の充実
共働きになったら、ひとりでお留守番の時間が増えるので、遊べるようにしてあげたいなと思案中です。
我が家のベランダがご近所ねこのテリトリーらしく、毎日その子のパトロール中に網戸越しのけんかになるので、悩み中。室内飼いだからと、油断していました。
私の「内職グッズ」の整理
早く…何とかせねば…。引っ越しから1カ月弱、ずっと「仮置き中」。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
【1000個捨てチャレンジ】 開始から3カ月後の進捗は…の巻。
3カ月で850個捨てました!
8月2日に1000個捨てチャレンジを宣言、年末を期限としていました。
残り2カ月。1000個捨て達成まで、あと150個。順調です。前倒しで達成できそうなほど、順調です。
それというのも、単にそもそも持っているモノが多かったから!(長らくパソコンを開く平らなスペースすらなく、3カ月もブログをサボりました...)
正直1000個捨てても、大した変化がなさそうなレベル。もはや年内にチャレンジ第2弾の開始が目標です。
月次の進捗
8月 609個
9月 125個
10月 116個
合計 850個
【数の多い順】この3カ月で手放したモノたちランキング
上位3つの合計だけで、577個。実は、どれも捨てていません。
売ったり、譲ったり。金額にして6.5万円ほどになりました。
1位 マステ(422本)
まずマステ。なんといってもマステ。ハマりにハマっていたマステであります。
マステ沼からの脱出は目の前?!現在進行形でメルカリを活用し、売り散らかしています。
とはいえ完売は遠し…。手放すことを決めただけで、手元に残った状態なので、どこかでキリにしないといけません。
2位 本(99冊)
再読したいと取っておいた子たちを、全部処分。どうしても読みたくなったらKindleで、と思って手放しましたが、いまや何を持っていたかも思い出せません。
あとは、コレクションしていたシリーズものの本たち。コンプリートは遠く、カラー本で重くて場所も取るので、思い切って。
「痛み」は思い切った瞬間だけでした。すっきり。
3位 CD(56枚)
これにて所有しているCDはゼロに。そもそもプレーヤーがないし、パソコンでも聴かないなと思うと「今まで何だったの?」というぐらい、すんなり全部手放せました。
ちなみに本とCDの処分は、ブックオフの出張買取サービスを利用。
整理を始める前に予約を入れてしまいました。そうと決まれば、その日までにやるしかない!
わざわざお越しいただくからには、できるだけたくさん持って行ってもらおうというモチベーションになり、良い方法だったと思います。
1000個捨てチャレンジからの学び その1
「そのモノに、あなたが思っているほどの価値はない」
薄々感じてはおりました。が、1000個捨てチャレンジで経験として学びました。
ミニマリストの方々の断捨離アドバイスは、とにかく「捨てよ」。
そうはいっても、私はまだシロウトですからね。アフリカ帰りだしね。やっぱり、もったいないわよ。
早く手放すことが大事だと思い知った瞬間。
帰国してひと月ほど経ったある日。
ゴミ箱行きには忍びなかった高額の服たちを、セカンドストリートに持ち込みました。
主にサラリーマン時代に着ていた百貨店ブランドのスーツや結婚式用のドレスなど。購入額でいえば数十万円分といったところ。
なんと買い取り価格209円!
思わず記念撮影...
↓
え…桁合ってる?!
さすがにこれはショックでした。数年前の服とはいえ、定番で着古したものというわけでもないのに…。まったくしていなかった期待を大幅に下回る結果に、しばし呆然。
持って帰っても仕方ないので引き取っていただきましたが、それにしてもあほらしくなるお値段。
海外在住中の2年間、クリーニングに出したりや防虫・防かび対策をしてくれていた母に申し訳ない…。私がすぐに処分していれば、メンテナンスの費用も時間もかからなかったのに。
タダだから「もらってくれた」だけ。
そういえば、駐在先のウガンダからの帰国前、マダムたちにマステを放出したときも、似たような出来事が。
みなさんがそれぞれ欲しいものを取ったあと、実は結構余りました。
「捨てるのは…」ということで、最後に残りを丸ごと引き取ってくれた方がいましたが、別に欲しいわけでも必要なわけでもない。
私が欲しくて欲しくて散々お金をかけて集めたモノも、他のひとからするとそんなもん。何となくさみしさを感じつつ、それが事実だと自分に言い聞かせたのでした。
そう思うと、断捨離中は「売るより捨てよ」が、やっぱり正解な気がします。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
飛行機がんばりました。無事、日本上陸!
新しい家にも慣れて来ました。
日々、ご近所ねこを警戒パトロール。
カルチャーショックの思い出と楽しみ、の巻。
ねこの出入国書類が揃わねぇ…!
焦りでピリピリしすぎて、あっという間に日が経ってしまいました。
ウガンダから最後の更新。特別なことはないのですが、何となく感慨深いような。
クセになる?カルチャーショック体験
カルチャーショック。訳すと「文化的衝撃」になるらしい。何かたいそう…。
カルチャーショックのあと、自分のキャパが広がったような気がするのは、私だけでしょうか。
いつの間にか「新しい文化」に慣れていた自分を発見できるので、私は結構好きです。海外生活を終えた時は特にわかりやすいですが、同じ国の中でも感じることはあります。
カナダ→日本(1年)
日本がのっぺり画一的な感じがした。
例えば、日本の服のサイズは3~5種類(XS/S/M/L/XL)、ファンデーションの色もそのくらい。カナダでは倍くらいあった印象。色んな人種がいるということは、体型・骨格や肌の色も色々という、当たり前のことが新鮮でした。
あと、レディーファーストの文化が何とも快適で、ニッポンの男たちが冷たく感じた。小さい男の子でも、ドアを押さえて待っていてくれるのを、見習えーっ(心の声)
パナマ→日本(2年)
日本の色んなシステムや生活のリズムみたいなものを、忘れていた。ゴミの分別とか、店内の眩しさとか、土足じゃない家の「中」という感覚とか。
雨が降ってもお休みじゃなくて、かなしかった。
お店でも無言ということがあまりないので、店員さんが「こんにちは~」と声かけする店だと、帰国直後は全部返事していました。会釈くらいが正解?
パナマ 村→首都(1週間おき)
ある週に、村の子が10セント(※)もらえなくて、クッキーが買えないと泣いていた。
その週末、首都のホームステイ先の子が、フードコートで1ドルのパンケーキ(こんなのが1ドル?というしょぼいの)をとって、気に入らなくて残していた。
同じ国とは思えない生活の格差に、毎週戸惑っていた気がします。どちらが良い悪いではなく、ただ「格差」というものを頭ではなく体で感じた経験。
日本 関西→関東(25歳以降)
とりあえず、関東のお笑い番組の少なさに驚愕。関東の子は、何見て育つの?
「海原やすよともこ」の漫才に共感できるのは、関西人だけなのでしょうか。
関西を出て10年近くになりますが、まだ関西弁です。直らないし、その気もないのですが。それだけで、それなりに目立つ気がします。
標準語で話そうとすると、日本語練習中の外人風かアナウンサー気取りみたいなトーンになります。どうもニュアンスが伝わらない感じがして、ダメです。私の英語もスペイン語も、関西弁ぽく聞こえるらしい。
新しい環境は、新しいことを始めやすい。
始めようとしなくても、勝手に始まってしまうような。そのおかげで、実際キャパが広がっているのかもしれません。
ウガンダに来て、始めたこと・興味を持ったこと、振り返ってみると結構ありました。
ウガンダ→日本(2年、一時帰国1回)
帰国して、日本になじめるか。新しい生活が始まったら、どう変わるか。色々楽しみです。
実家で早々に断捨離を完了して、スムーズに新天地へ引っ越せたら良いな。
仕事やゼロ・ウェイストもスタートしたいです。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、次は日本から。
ねこを飼って、初めて真剣に【防災対策】を考える。の巻。
帰国後、ねこの「きのこ」連れで実家の世話になるため、Amazonでねこ用品を物色中のこと…。
ふと、災害時のペット連れ避難に考えが至りました。
私にとって、きのこが人生初めてのペット。災害の多い日本で安心して暮らすために、基礎的なことを知っておこうと調べました。
「猫用避難セット」の準備
とりあえず、新生活スタートに向けてトイレ用品を…と思っていましたが、合わせて揃えておきたい避難セット一式。
一式って具体的に何がいるのか、いくつか調べた結果、こんな感じでとりあえずは安心のようです。
…って、1匹分でも結構多い!!絶対重い!!きのこ本体だけで5キロ近いのに。
ますます、目指せミニマリスト!!自分の荷物は、そこそこであきらめましょう…。
猫用避難セット一例
- ケージ
- リード付きのハーネス
- 連絡先付きの首輪
- ごはん5日分程度、水1リットル
- 器(ごはん、水用)
- トイレ用品(簡易トイレ、猫砂、ペットシーツ)
- ケア用品(ブラシ、タオル、シャンプータオル)
- 洗濯ネット
- おもちゃ
- ワクチン証(コピーも可)
- ペット保険証(ペット保険に加入している場合)
- 写真 ※迷子になって引き取るとき、うちの子と証明できるようツーショットもあると良い。スマホが充電できない事態もありうるので、何枚か現像して持っておく。
- 夏はひんやりグッズ、冬はあったかグッズ
- レインコート(飼い主用)※傘をさしての避難は、手がふさがって大変。
↑
リード付きのハーネスは持ってるけど、キライ。
本当は唐草模様が表なのですが、ひっくり返った状態で着ています。
これ絶対、中におっさん入ってる。
帰国後のTO DOリスト
犬と違って、しつけのしにくいねこさまですが。
ストレス軽減のために、日頃から慣らしておくということはとても大切ですよね。
- 避難セットを揃える
- ケージに入る練習
- 首輪とハーネスをつける練習
- マイクロチップ登録
- ツーショット撮影(今でもできるけど)
うちの子を守るのは自分だと改めて思う。
飼い主にとっては家族の一員でも、避難所ではどうしてもヒトと違う扱いをされてしまう。
多くの場合、同じ避難所内での生活はできないんですね。動物たちは「後回し」になります。仕方ない…とは思えない…!できる限りの備えをして、少しでもストレスの少ない避難生活をさせてあげるのが、飼い主のツトメ!
災害時の保護や治療等の「ペットのためのボランティア活動」があるということも、初めて知りました。これはぜひ今後、協力したい!(何もないのが一番ですが)
知ってしまえば、どれも当然の些細なことかもしれません。でも、私にとっては、初めて飼い主としての視点や責任を確認する、とても良いきっかけになりました。
家に置いて避難しなければならない場合は…
つらすぎる…!!!
「南極物語」で号泣したことを思い出します。
だからこそ、できる限りのことをしてあげられるように、備忘しておきます。
- あるだけのごはんと水を用意していく
- 名札・連絡先・避難所名付きの首輪をはめていく
- 避難所名を書いて家の目立つところに貼っておく
先輩飼い主さま、オススメグッズや対策等があれば、ぜひぜひご教示ください!
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
【断捨離テク】これを決めておくだけで、超スムーズ!の巻。
「1000個捨てチャレンジ」など始めて、断捨離モード全開の今、また良いアイデアに出会いました。
「もう一度手に入れ直す時、いくらまで出せるか」を決める。
目からウロコの良いアイデア!これを決めるだけで、捨てる作業がかなりシンプルになります。例えば「3000円以内なら、必要になった時もう一度買い直しても良い」という基準を決める。(※動画では、「再調達コスト」と呼ばれています)
たったこれだけで、本・CD・食器類・雑貨類のカテゴリーに含まれるモノは、だいたい捨てられそうです。私の場合、特に量が多くて整理が必要な文房具類のコレクションも、単価が低いのですっぽり入ってしまいます。
ブランド物や服になると、10000円でも収まらないという人もいるかもしれません。私はどちらも興味がないので、3000円で十分間に合いそうです。
「使っていないモノで、再調達コストが自分の許容範囲のモノは捨ててOK」
断捨離のアドバイスでよく言われる「いつか使うのかも」の「いつか」はずっと来ない。万一その「いつか」が来た時も、3000円以内で買い直せると思えば、なるほど迷いが小さくなります。
持っているモノ自体を減らしたいので、できるだけ買い直さないのがベスト。それでも「最悪3000円」と考えれば、これからの断捨離もはかどりそうです。
そして「今、使っていないモノ」は、基本手放す。
とにかく、これがポイントのようです。
「モノは持っていることに価値はない、使って初めて価値がある」
実際はこちらの動画が先に公開されており、記事の最初にご紹介した動画は、そのためのアドバイスという位置づけです。「捨て始めたらクセになる」とか言いますが、どのくらいでわかるようになるのかな…。
見出しはあえて「手放す」という単語を選んだのですが、この部分も私には結構大切です。「捨てる」はゴミ箱一択です。「手放す」なら「売る」「あげる」「寄付する」という可能性もある。それなりに愛着のあるモノとお別れするときも、罪悪感が小さくなります。
実際、今やっている1000個捨てチャレンジも、ほとんどは誰かにあげています。なんだかんだ言っても、捨てずに済むならそれに越したことはありません。
捨てられない原因の片方は、これで片付いた気がする!
ちょうど「捨てられない原因は大きく2つ」ということに気が付いたので、記事にしたところでした。直後にこの「再調達コストを決める」という方法を知り、原因のひとつである「お金」の部分はほぼ解決しました。
まずはこの方法で、単価の低いモノたちを手放す練習を繰り返して、「持たない快感」を知ってから、オオモノに移りたいと思います。といっても、元々あまり単価の高いモノは持っていませんが。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
これができれば断捨離成功?!でもそれが難しい。の巻。
断捨離ができない人に対するアドバイスを見ていると、大半をふたつの原因に分類できる気がします。
お金と他人の目。
このふたつに捕らわれなくなれば、モノへの執着がなくなる。物理的にも精神的にも、かなり楽になれると思います。
唯一の解決法は、自分と向き合うこと。
モノが好きで収集癖のある私。断捨離の過程で、モノと向き合う時間を必要とするタイプです。
実際は、モノを通して自分と向き合っているということに、最近気が付きました。
そのモノを、
なぜ手に入れたのか?
なぜ手放せないのか?
なぜ残したいのか?
この問いかけを繰り返すと、なるほど自分が捕らわれていたものが見えてきます。そして見事に、お金と他人の目のどちらかに集約される。
「断捨離 質問」で検索すれば、たくさんの「捨てるための質問」がヒットします。その大半が、「お金や他人の目を気にしていませんか?」ということを、色んな角度から問いかけていると思うのです。
お金がもったいなくて、お金やそれ以外の何かを犠牲にしているかもしれない。
大体のモノは、お金と交換できる世の中。そのせいか、何でもすぐ金額に直して考えてしまいます。
それが「捨てるのはもったいない」という発想につながります。
「資源を大切に」という気持ちもあるかもしれない。でもモノになっている時点で、すでに資源は使われています。それが活用されず、不要なのに家にあるなら、捨てられていないだけのゴミと同じこと。
それなら、反省と感謝を込めて手放すことで、今後のムダをなくす方が前向きです。
典型的な捨てられない言い訳
- いつか必要になった時、買い直すのがもったいない。
- これだけのお金をかけて来たから、今さらやめられない。
- 価値があるから、高く売れるはず。
それに対するアドバイス
- 保管しておく場所(それにかかるお金)の方がムダ。
- 管理にかかる手間=時間(それにかかるお金)の方がムダ。
- 今後もかかり続けるコスト(時間・お金・エネルギー)に見合うか。
- 今後も捨てられない罪悪感を持ち続けたいか。
- 毎回捨てようか悩む時間がムダ。
- 自分が思うほどの価値を他人は感じていない。
目に見えない「カタチのないもの」が大切という考え方
モノを捨てたことで得られるものの代表選手が時間。多くのミニマリストが口をそろえて言っています。モノから解放されてできた自由な時間で、経験や知識という新しい財産を手に入れる。それによって、世界が広がり、自由に生きられるようになるらしい。
私がおもしろいと思うのは、そのどれもが奪えないということ。そして、自分の中に蓄積して、自分を作っていくのに目には見えないということ。
でも、カタチがなくて測れないのは、何となく不安。つい、わかりやすいモノに変えて、安心したくなります。
知識・経験・思い出を「カタチ」にした定番のカテゴリーとしては、本、CD、DVD、写真、お土産等でしょうか。ファッション関連も、まさに「他人の目」に触れるモノの代表格です。
持っていてうれしい、元気が出るモノだけを残す。それ以外は「カタチ」を与えることが、目的かもしれない。そういうものは手放すと決めれば、断捨離もシンプルになる気がします。
所有すること自体がステータスだったのは昔の話。今は、使いたいときに使えれば、シェアでもレンタルでも中古でもOK。何とも合理的で身軽。
私も早くそうなりたいものです。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
【宣言】今日から「1000個捨てチャレンジ」始めます!の巻。
帰国間近。荷物整理で次から次へと出て来る、細々したモノたちと格闘中の私。
とはいえ、せっかくすっきりしても、帰るのは今より圧倒的に狭く、モノだらけの実家です…。せめて自分のモノは徹底的に整理したい。
何か良い方法はないものか検索していたら、ステキな記事を発見しました。
その名も1000個捨てチャレンジ!
↓
1000個捨てチャレンジで、断捨離モチベーションをアップ!
1000個という目標があるとやる気が湧きます!
私はとにかくモノが多いので(マステだけで1000個あったぐらいなので…)、これから何度も「1000個捨てチャレンジ」をして、徐々に自分の適量にたどり着きたいと思います。
1000個というのはなかなかの数なので、終わった日にはかなりの達成感を感じられそうですよね。といいつつ、1回で燃え尽きたりして…。
第1弾 1000個捨てチャレンジ! MYルール
期限:2019年12月31日(5カ月間)
ざっくり150日と考えて、毎日6~7個ずつ捨てれば達成できる計算です。こうしてみると、何とかなりそう。
カウントしていかなければならないので、だいたいのルールを決めておきます。あくまで目的は「1000個捨てる」を達成すること。最初からガチガチに決めず、自分に合うルールを探しながら進めたいと思います。
- 捨てる対象は「自分のモノ」だけ
- 「デジタルの削除」もカウントする(※この場合、1日に消した写真が複数枚あっても1個とする)
- 「やめたこと」もカウントする
- 月に1、2回進捗を公開する
何事も「自分に合うやり方」を見つけるのが近道だと思う。
色んな断捨離のアイデアが紹介されていて、あれこれ探すのが大好きです。それでも、好き嫌い・向き不向きは分かれる。自分に合うやり方が見つかれば、モノを手放すのもスムーズになると思います。
私は色々試す中で自分の「捨て方」を模索中ですが、この1000個捨てチャレンジはハマりそうな予感がしています。というのも、自分の好みに合う要素が多いから。
具体的には、こんな人に向いている気がします。
- 数字の目標や期限があるほうがやる気が出る人(ないとサボってしまう人)
- 記録をつけるのが好きな人
- ルーティン化が得意な人
- 続けることが得意な人
- モノを選ぶ目を養いたい人
私はこれまで海外に出るたびに、実家を倉庫にさせてもらって来ました。ざっと思い出す限りでも、気が遠くなりそうな量のモノが私を待っています。
巨大な茶箱3箱、段ボール20個前後、本棚2つ、クローゼット1つ……。
ミニマリストの友だちは、子持ちの引っ越しで段ボール10個だったのに…。主人と共有のモノ(食器等)もありますが、自分のモノだけを対象にしても、十分なボリュームです。
相手に不足なし。(すでに昨日、結構捨てましたが)今日から始めます!
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
ミニマリストが収納を持たない理由を実感した日、の巻。
どこまでも出て来る?!物・もの・モノ…!!
ウガンダに持参した分のマステ沼は早々に抜け出して、だいぶ油断しておりました。
ぼちぼち使わないモノから荷造りを始めようと、あちこち収納を開け始めたら…。出るわ出るわ…!!何というわけではないけれど、細々したモノたち。
我が家は外人用のアパートなので、とても広い。部屋も広いし、収納も多い。たったの2年で、思った以上に色々ためこんでいたようです。
収納で完全に「見えない化」されていた!
モノを増やさないためには、買わない、もらわない。たったこれだけのシンプルなことが、全然守れていませんでした…!
原因はやっぱり、充実しまくりの収納スペース。たまっている実感が全くわかないくらいの余裕。出して初めてびっくり仰天の事態となりました。
入りきらなければ捨てようと思えるのに、入ってしまうものだから、気付きもしなかったようです。
典型的なためこみ体質の両親を見ていても、実家に帰るたびに収納グッズが増えている。同時に開かずの間も増えている。結局「要らないモノ」をためこんでいるだけ。
持ち家だと自分の持ち物を見直す機会がないので、そうなるのだなというのがよくわかります。モノが好きな私も危険。
自分の適量がわかるまで、定住しないで根無し草の方が良いかもしれない…。
改めて、日本のモノの多さを思い知る。
言い訳になりますが、安心安全の都合上、途上国ではどうしても備蓄体質になってしまいます…。
理由は、
- 治安の悪化等、しばらく家を出られない万一の事態に備えるため。
- ある時に買っておかないと、いつでも手に入らないため。
ミニマリストの方のお約束で「ストックは持たない」というのがあります。だって、必要なときに買いに行っても間に合うから。
いや、日本すごい。これは普通ではないのです。日本がすごいのです。いつ行っても何でも手に入る品揃えって、後ろにどれだけの企業のストックがあって成り立っているのでしょうか(そして、それだけ廃棄も多い)。
ウガンダでは生鮮品でも工業製品でも、欲しいモノがあるかどうかは、行ってみないとわかりません。内陸国で自国の産業が少なく、100%輸入のモノとなると打つ手なしです。
一番困ったのは、ねこ砂。一時、カンパラ中のスーパーからねこ砂が消えました。見つけたら、人の分まで買占め。石油ショックのトイレットペーパーが、こんな感じだったのかしらと思いました。
いずれにせよ、「なしで済ませる」訓練にもってこいの環境だったのに…と今さら後悔。
(おまけ)海外生活の引っ越しパターン
コンテナ移動
家具・家電といった大物も一緒に移動。日本に拠点がなく、海外を転々とする家庭に多い。国内の一般的な引っ越しと同じくらい大変。
スーツケース移動
海外では、家具・家電付アパート暮らし。スーツケースや段ボールで運べるサイズのモノのみと移動。帰国の回数と人数が多いと、モノが増えやすい。ボリュームより重さが敵。
我が家はスーツケース移動で、帰国回数も人数も少ない。持って来ても消耗品がメイン。それでも、かなりのモノ持ちでした。
倉庫と化している実家の私物整理は、どれだけ大変なのでしょうか…。期限を切って、猛烈にやるしかなさそうです。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
【ウガンダ飯紹介】マダムたちとの送別ランチ、の巻。
とりあえず、泣かずに帰って来られて、良かったです。
レストランを選ばせてもらったので、迷わずウガ飯をチョイス!
ブログに載せようと思っていたのに、うっかり!写真を撮る前に食べてしまいました…。こちらは、まだだったマダムのお皿。私はもっとモリモリに取りました。満腹!
ごはんがうまい国は、それだけで最高!
ウガンダ飯は、色んな種類のたくさんの炭水化物を、味の濃いソースやスープと一緒に食べるのが、定番パターンです。
炭水化物の中でも、マトケと呼ばれる食用バナナが有名(マッシュポテトみたいにして食べる)。…が、なんと!お皿を借りたマダムは、取っていなかった…ということで写っていません。
ほかには、とうもろこしの粉を練ったポショ(真ん中手前のおいもっぽい白いかたまり)、キビの粉を練ったカロ(真ん中一番前の茶色い物体)、米、いも類(さつまいも、ヤマいも、キャッサバ等)、かぼちゃ等が炭水化物扱いです。
特にカロは、おもちみたいで、日本人みんな大好きです。写真のように、ピーナッツのソースがよく合います。北部の料理らしく、首都カンパラだと、出していないお店も多いです。
そういえば、中南米にも食用バナナ(プラタノと呼ばれる)がありますが、マトケとはまたちょっと違う。私は果物のバナナは好きじゃないけど、食用バナナはどちらも好きです。
コスパ抜群のワンコインランチ
ビュッフェ形式で好きなものをお皿いっぱいに取って、そこに炭火焼きのチキン1ピースとデザートの果物がついてきて、15,000shr.(約450円)。このお店は少し珍しく、お代わりOKとか。これに飲み物を頼んで、ワンコイン(約500円)です。味も良くてコスパ抜群です。
マダムたちと行くにはリーズナブルに見えますが、ウガ飯にしたらかなり高級です。ローカルの約3倍のお値段。ウガンダ人にも人気のお店ですが、来ているのはいかにもリッチな人たちばかりです。
郊外になると、ボリューム満点なのにさらにお安く、ワンコインはワンコインでも100円玉になります。そう考えると、ウガンダ感覚では「料亭の御膳」をいただくようなものでしょうか?!
こんなに安く見えても、「お金がかかるから、食べない」という人はたくさんいます。払いの良い日本人の運転手という、定職を持つ人ですら。せめてバナナとか、持ち歩けば良いのに…。
いや、途上国でバナナって、本当に重宝します。こんなに何拍子も揃った食べ物、他にあるでしょうか。
- 洗わなくて良い。
- 手で触らずに食べられる。
- むくのにナイフがいらない。
- 栄養たっぷり。
- 常夏の国ならそこらへんにある(ほぼタダ)。
日本には大抵の国の料理があるけれど、ウガンダ飯は東京にもなさそうです。最後に、大好きなマダムたちと食べられて、良かった!
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
【反応しない練習】心のざわざわを静める4つの方法、の巻。
昨日は、心の特徴を理解したうえで、どのような心の持ち方をすると良いかについて、簡単にまとめました。
今回は【実践編】として、今日から取り入れられる具体的な練習方法を4つご紹介します。
「反応しない練習」4選
練習1 心の状態、体の動作を、言葉で客観的に理解する。
自分の状態を客観的に認識することで、冷静になり反応を静める。
(私は今〇〇に怒っている、嫉妬している等)
練習2 カラダの「感覚」に集中する。
「心の外」に出る練習。
悩みはいつも、心の内側に生じる。そこから抜け出すために、心の外=カラダの感覚に意識を向ける。散歩、瞑想等も効果的。
練習3 相手と自分の反応を分けて考える。
相手と自分とは全く違う存在。相手の反応を相手に委ねることで、悩みは半分(自分の分のみ)になる。
あとは反応しないよう、努める。自分の心を見張り、相手の反応に流されない。
練習4 今、自分がなすべきこと、できることに励む。
認められたい気持ちが消えなければ、次のことを自問する。
自分に何ができるか、今できることを十分やっているか、まだできることがないか。
「意味があるか」を問うのではなく、無心に励んで充実感、「心を磨く」爽快感、納得を目的とする。
気を付けて!5つの妨げ
①快楽に流される心
TV、グルメ、ネット等、適度なレベルにとどめる。
②怒り
反応しないこと。
③やる気の出ない心
休んでもやる気が回復しない場合は、動機や人間関係等を見直してみる。
④そわそわと落ち着かない心
酒、たばこ、スマホ等「適当な刺激」を減らしてみる。
⑤疑い
妄想にすぎない。反応しないこと。
怒りを静める言葉たち (※別の本から抜粋)
これらの言葉を思い出すことでも、冷静になれるので、合わせてご紹介します(本のタイトルを控え忘れました…)。
- 世の中で怒るべきことは、何一つない。すべては「なるべくしてなる」もの。
- 怒りは負の感情。怒りが続いているうちは、喜びの感情を味わえない。
- 怒りという負の感情が発生して、真っ先にそのダメージを受けるのは、怒った人自身。
- 周りの人の怒りにつられて自分も怒るということは、腐ったものを食べた人が吐いたものを、拾って食べるようなもの。
私は仏教の「無常」、「あるものが、ただある」という考え方が、とても好きです。無宗教ですが、神のような絶対的な存在より、すんなり理解できるところが、また不思議です。
自分は、大きな大きな流れの、小さな小さな一部である。流れをコントロールすることはできないし、するものでもない。
そう考えると、自己中な自分に気付き、謙虚になれます。謙虚な気持ちで流れに身を任せることは、あきらめではなく、受け入れることではないかと思います。
そうしてやっと、「最高の納得」を目指して、自分に向き合う準備ができるような気がします。
自分を戒める記事が続いている気がしますが…。
少しでも、どなたかの参考になれば、うれしいです。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
【反応しない練習】日々穏やかに過ごすための心の持ち方、の巻。
毎日、常にイライラして、神経がビリビリしている時期がありました。
その時に、友人に薦められて読んだのが、草薙龍瞬(くさなぎ りゅうしゅん)さんの「反応しない練習」。
この本のおかげか、しばらく落ち着いておりました。が、最近、色んなことが重なり、イライラ復活の兆し…。復習がてら、私なりのまとめを、記事にしてみたいと思います。
「反応しない練習」によって目指すのは「最高の納得」
最高の納得とは
「自分が納得できること」を基準に定めた人生の方向性。
今日をよく生きることだけを大切に、日々時間をかけて近づいていくもの。
最高の納得にたどり着くためには
自分自身の心の内側・奥底に、正しい心がけ(正しい生き方・拠り所)を確立すること。いざという時は、いつもこの心がけに帰るようにします。
自分の心の闇・苦悩は、自分自身が乗り越えるしかありません。いたずらに外の世界に振り回されず(=「反応」せず)、自分の心を見つめて「正しい心がけ」に戻る習慣を身につける必要があります。
心の拠り所(人が幸せに生きる上で欠かせない永久の真理)
慈:他者の幸福、利益を願う心。
悲:相手を苦しめない、相手の悲しみに共感する心。
喜:人の喜びを自分の喜びとする心。
捨:手放す心、反応しない心、中立心。⇔執着
心の拠り所を「外」に求めると、欲、怒り、妄想に捕らわれた状態になる。「外」とは、カネ、モノ、地位、学歴等、社会で価値があるとされているもの。それは、他の誰かの心が作り出したものにすぎず、自分自身の心とはちがうもの。
大前提:心は求め続けるもの(満たされるとは限らない)
ゆえに、乾き続けるものであるということを、まず理解しておくことが大切です。
心は求め続け、「反応」し、悩み・苦しみの原因となる「執着」(滞った心)をつくり出します。それを避けるには、サラサラと流れ続ける小川のように、苦しみを残さない心の状態を保つ必要があります。
心のモヤモヤの正体を知る。
まずは、心のモヤモヤの種類=三大煩悩(三毒)について知る。
次に、どれにあてはまるかを観察します(全部という場合もあり)。
①貪欲:
求め続け、執着している状態。
外の基準(世の中の価値観、情報)や承認欲で、判断(否定)し、苦しみを生む。
②怒り:
「危険」=「怖い」という感情を、仏教用語でこう呼ぶ。起源は、危険に囲まれた暮らしをしていた原始人時代の、命を守るための脳の働き。 ※別の本からの抜粋
③妄想:
自分を認めさせようという欲「慢」が働いた「自分は正しい」という思い。「比較」も妄想の一種。「承認欲」を満たして安心したいだけ。
自分の言葉、この瞬間の思い、今できること。それ以外は全て妄想。他人の領域や将来のことは、自分でコントロールできない。
明日は実践編として、具体的な4つの練習方法について書いていきたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
目指せミニマリスト!極力モノを増やさないための3つのステップ。の巻。
断捨離中、新たに入って来るモノも、できるだけ減らしたい。
具体的にどうすれば良いか考えてみたら、なんともシンプルなステップにたどり着きました。
ステップ1 なしで済ませる
↓ ダメなら
ステップ2 代替を探す
↓ それでもダメなら
ステップ3 購入を検討する
ステップ1 なしで済ませる
「これができたら、苦労しないよ」と言いたくなりますが。まずは、この発想から入ることが大切だと思います。
なぜなら、モノが増えないこと以上に、時間が生まれるという効果があるから。
例えば、あることをするために、「これが絶対必要、なしでは済まない」というモノがあるとします。そのときに、もうふとふんばり。そもそも「やらない」という選択肢がないか、と考えるきっかけにする。
時間は有限で、増やすことができません。もっと時間が欲しければ、やることを減らすしかない。
毎日バタバタしていたら、自分の行動を見直す時間すらなかなか作れません。時短のための便利グッズを探す前に、やっていたこと自体をちょっと止めてみる。
意外となしで済むかもしれません。
ステップ2 代替を探す
あるモノを工夫して済ませられると、うれしい!たのしい!大好き!ちょっとクセになります。
あるモノで何とか乗り切れるという自信は、気持ちに余裕を作ってくれます。
常に、まずは手持ちでどうにかならないか、と考えられるようになる。このワンクッションは、衝動買いの防止にカナリ役立ちます。必要なモノか、欲しいモノかを、冷静に見極める時間ができるからでしょうか。
色んなモノを揃えた完璧な状態をほめられるのは、もちろんうれしい。でも、それより、意外なモノを上手く使ったりしたアイデアをほめてもらえると、もっとうれしい。
またやってみようという、良い循環が生まれます。サプライズの感覚に似ているような?
ステップ3 購入を検討する
ここまで来ても、やはり慎重に。以前私は、自分のための買い物ルールを考えました。
そのときはステップ1、2もルールの中に入れていました。でも改めて考えて、今回の3ステップの順番が、より効果的な感じがします。
今欲しいモノがほぼないのは、断捨離効果かしらと思っていたけれど、実はウガンダにいるからかも。きっと、日本は誘惑だらけ…。私自身がこの3ステップを、よ〜く肝に銘じなければなりません。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
ねこ連れ帰国、日本にビビり始めています。の巻。
マナーを守るから、ルールは柔軟にしてほしい。
最近の日本は「無菌状態」傾向のように見えます。
無菌状態はキレイかもしれないけど、ひとつでも菌が入ったら、終わってしまう。ひとつの菌も入れないために、ガチガチのルールで縛るのは、どうなのでしょう。大変すぎるし、限界がある。
それに、ルールで縛りすぎると、自分で考えようとしなくなる。変化が来たとき、臨機応変さや応用力が発揮できません。
本当に危険な菌にだけ注意して、あとはうまく付き合う。致命的でなければ、ちょっとケガするぐらいが、しっかり学べて良いんじゃないかなぁ。
ゼロか100かじゃない。2も3も50も60もありますよ。お互い譲り合って、やんわり場がまとまる。相手の状況を察して、落としどころを見つける。それぐらいじゃあ、ダメなんでしょうか。
国内のねこ連れの宿泊場所や移動手段に悩む…
犬よりは楽と聞いていたものの、国境越えはやっぱり一仕事です。アフリカンタイムで停滞気味だった手続きが、進み始めてほっとしていたのも束の間。
今度は成田から、どうしよう。
「ペットホテル」はあれど「ペットと泊まれるホテル」が少ない!
夜到着のため、全てがスムーズに行かないと、実家に帰れません。
何としても帰宅して、早く狭いケージから出してあげたい気持ちは山々。でも、ねこ連れ終電逃しのリスクはデカすぎる…。
というわけで、まずは首都圏でホテル探し。
部屋に備え付けのケージがある、ペットと泊まれるホテルを何とか予約して、一安心…。それにしても選択肢が少なすぎる。
新幹線。乗るには乗れるが、気持ち良く乗れるのか…
一晩耐えてもらって、翌日、新幹線移動の予定であります。海外だと車をチャーターして、貸し切り移動ができるのですが、逆に日本だとそれができん!
ルール上、「手回り品」として、料金を払えば乗ることはできるらしい。でも、「混雑時はお断りする場合」があるだと?!げげ、盆真っただ中。
私は声を大にして言いたい。大荷物の人や、あかちゃん連れと、どう違うのよ!
ペットはペットじゃなくて、荷物でもなくて、家族なのよ~!鳴いたりおしっこしたり吐いたりしたら、どうしよう…。ほら、あかちゃん連れと全く同じ悩みでしょう?!
もちろん、みんなが動物好きじゃないし、アレルギーの人だっているから、わかるんですけど。そんなにいうなら、繁忙期とか混雑する時間帯を避けて、ペット連れ専用車両とか作ってほしいです。
ともかく、「ペット用に1席確保することも認められない」ということで、ずっとデッキを覚悟。
日本がちょっと窮屈に感じるかもしれない…。
ペット連れマダムに相談していたところ、毎度、国内で苦労されているそうです。
日本では、ちょっとのことで「あれもダメ、これもダメ。○○(←どこかの国)は良かった~」
「日本は動物嫌いな人が基準になっているんじゃない」
本当そう思います…。少しでも問題やクレームになりそうなら、禁止!枠からはみ出すの禁止!まぁ、面倒なのはわかります。リスクやコストは排除したい。
ペットに限りませんが、多様性多様性、ダイバーシティー!というわりに、追いついていない感じがします。
日本のしっかりきっちりしたところ、大好きなはずなんですが。私がどうかしたのでしょうか。
こういうことを感じるのは、カオスといらだっているわりに、ウガンダ生活が名残惜しいのかもしれない…。
↑
アフリカンモンキーとも、もうすぐお別れ。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。
デジタルの世界について、アナログな私は負け惜しみを言いたい。の巻。
車の運転ができて、故障したら直せる人が、どれくらいいるのだろうか。
洗濯機を使っていて、調子が悪くなったら原因がわかる人が、どれくらいいるのだろうか。
電子マネーを利用していて、その仕組みを知っている人が、どれくらいいるのだろうか。
自力で何もできなくなってきた…便利さに取り込まれていく感覚。
最近どうも、周りが全部、こんな感じになっている気がするんです。
一から作れなくても、仕組みを知っていて直せる、対処できる。背景や理由がわかっている。それが普通な気がするのですが。なんか自分が、置いていかれている…。
モノやサービスをより普及させたければ、誰もが簡単・手軽に使えなければならない。詳しいことはわからなくても、とにかく使えればOK!世の中は勝手に、ますます便利で快適になっていく。
問題やお困りの際は、こちらまでお問い合わせください。
電話、全然繋がらないですけど!
毎日恩恵を受けていても、デジタルがいまいち信用しきれないのは、私がアナログなせいかもしれない。
でも、予測変換に慣れて漢字が思い出せないとか、電卓なしに計算ができないとか、そういう経験はほとんどの人が思い当たるのでは。
例えば、私は携帯がなかった小学生の頃、結構な数の電話番号を覚えていました。今では自分の携帯番号ひとつすら、危うい…。この差はなんだ。
アナログ人間から見たデジタルの世界は、巨大な見えない何か。
ネット社会のおかげで、アナログな私も日々便利で快適に過ごしております。
このたび、思うところがあって、はてなPROにしてみました。
あちこちで、「アナログな私でも、できました」「機械音痴で、3時間もかかりました」という記事を見ていて、そんなもんかと思っていたら。
全然そんなもんじゃなかったんですけど!
丁寧な画像付きの手順があるものを見ながらやったのに、何ひとつ 逐一その通りに行きませんでした。諦めて放置したものもあるぐらい…。なんで?!
わからん…本当にわからん…。
記号が無線で処理される世界。
全然わからん!
下手に触って、変になって、元に戻せなくなるのが怖くて、何もできない。
情報とか知識は大事。でもそれが役立つのは、現実の世界。
何だか手に負えないモノが増えてきたなと思います。
大きな流れを止めることはできないし、善悪でもないし。
せめて、私は賢くなりたい。でもそれも結構難しいから、無知であることに自覚だけは持っておきたい。
「でじたるねいてぃぶ」が増えていく時代に、忘れてはいけないことがあると思います。
インプットだけじゃなく、自分の身体を通してアウトプットすること。
情報や知識のインプットは、デジタルだけでもできる。
自分を通すことは、自分の経験や言葉と結びつけること。自分の一部として、消化すること。そして、現実の世界で実際に行動して、初めて役に立つ。
そうでないアウトプットは、インプットのコピーがたくさんできるだけ。それでは、アウトプットと言えない。
こんなことを考えながら、日々デジタルと格闘して過ごしております。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。