【反応しない練習】心のざわざわを静める4つの方法、の巻。
昨日は、心の特徴を理解したうえで、どのような心の持ち方をすると良いかについて、簡単にまとめました。
今回は【実践編】として、今日から取り入れられる具体的な練習方法を4つご紹介します。
「反応しない練習」4選
練習1 心の状態、体の動作を、言葉で客観的に理解する。
自分の状態を客観的に認識することで、冷静になり反応を静める。
(私は今〇〇に怒っている、嫉妬している等)
練習2 カラダの「感覚」に集中する。
「心の外」に出る練習。
悩みはいつも、心の内側に生じる。そこから抜け出すために、心の外=カラダの感覚に意識を向ける。散歩、瞑想等も効果的。
練習3 相手と自分の反応を分けて考える。
相手と自分とは全く違う存在。相手の反応を相手に委ねることで、悩みは半分(自分の分のみ)になる。
あとは反応しないよう、努める。自分の心を見張り、相手の反応に流されない。
練習4 今、自分がなすべきこと、できることに励む。
認められたい気持ちが消えなければ、次のことを自問する。
自分に何ができるか、今できることを十分やっているか、まだできることがないか。
「意味があるか」を問うのではなく、無心に励んで充実感、「心を磨く」爽快感、納得を目的とする。
気を付けて!5つの妨げ
①快楽に流される心
TV、グルメ、ネット等、適度なレベルにとどめる。
②怒り
反応しないこと。
③やる気の出ない心
休んでもやる気が回復しない場合は、動機や人間関係等を見直してみる。
④そわそわと落ち着かない心
酒、たばこ、スマホ等「適当な刺激」を減らしてみる。
⑤疑い
妄想にすぎない。反応しないこと。
怒りを静める言葉たち (※別の本から抜粋)
これらの言葉を思い出すことでも、冷静になれるので、合わせてご紹介します(本のタイトルを控え忘れました…)。
- 世の中で怒るべきことは、何一つない。すべては「なるべくしてなる」もの。
- 怒りは負の感情。怒りが続いているうちは、喜びの感情を味わえない。
- 怒りという負の感情が発生して、真っ先にそのダメージを受けるのは、怒った人自身。
- 周りの人の怒りにつられて自分も怒るということは、腐ったものを食べた人が吐いたものを、拾って食べるようなもの。
私は仏教の「無常」、「あるものが、ただある」という考え方が、とても好きです。無宗教ですが、神のような絶対的な存在より、すんなり理解できるところが、また不思議です。
自分は、大きな大きな流れの、小さな小さな一部である。流れをコントロールすることはできないし、するものでもない。
そう考えると、自己中な自分に気付き、謙虚になれます。謙虚な気持ちで流れに身を任せることは、あきらめではなく、受け入れることではないかと思います。
そうしてやっと、「最高の納得」を目指して、自分に向き合う準備ができるような気がします。
自分を戒める記事が続いている気がしますが…。
少しでも、どなたかの参考になれば、うれしいです。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。